展示会

資材&工具の動き

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☆業界も要注目!! 2月の展示会情報です

コンベンション施設で開催される各種展示会は、電気設備工事会社や電設資材専門商社にとって、提案営業のヒントの宝庫です。今週もそんな注目すべき展示会の数々をご紹介していきます。

 

ここでご紹介する「カメラ&フォト・イメージング・ショー2024」(2月22日・木曜~25日・日曜/パシフィコ横浜)は、ちょっと、電気設備や建設関連の展示会という、本欄の元々の趣旨からは離れてしまいます。

しかし、360度カメラやストリーミングカメラ、360度会議用カメラ、プリンターやスキャナーなど、建設現場でも役立ちそうな機器類も含めて、業界には最新の映像機器やソリューションに興味津々の方たちが非常に多い(実は筆者もです・笑)ことも考慮し、あえてご紹介させていただく次第です。

本展は「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」というキャッチフレーズ通り、世界一のカメラ大国・日本の威信を賭けた一大展示会といえます。1960年から約60年間も実施された「日本カメラショー」に開始されたのを契機に、日本のカメラ&映像機器の展示会は世界の注目を常に集めてきましたが、2010年からパシフィコ横浜を舞台に開始された「フォトイメージングショー」は、かつての「日本カメラショー」の衣鉢を現代に引き継いだ、日本ならではの展示会です。

カメラや映像機器の展示会としては、ドイツで毎年開催されていた「フォトキナ」も有名でしたが、コロナ禍による2020年大会の中止を受け、いまだに復活を果たしていません。そういう意味合いからも、「カメラ&フォト・イメージング・ショー2024」(2月22日・木曜~25日・日曜/パシフィコ横浜)は、現行のカメラ&映像機器展としては世界最高峰といえるでしょう。

また昨今の写真シーンは、静止画像と動画の2本立てだけでなく、各種通信機器と連動してのイノベーションが凄まじく、特に電設資材商社などの企画開発部門の方には有益な情報が目白押しと予測されます。

 

次にご紹介したいのは、3月12日(火曜)~15日(金曜)まで東京ビッグサイト・東展示棟で開催される「SECURITY SHOW/第3回セキュリティ・安全管理総合展」です。

同展公式サイトによれば、同展会場は「①総合セキュリティ/重要インフラセキュリティゾーン(オフィス、店舗、街、社会インフラ、製造・流通拠点などの総合セキュリティシステム&複合ソリューションなどのエリア)」「②セキュリティ技術・製品ゾーン(防犯、安全管理用途のセキュリティ技術・モジュールなどのエリア)」「③映像監視ソリューションゾーン(ネットワークに対応した映像セキュリティ機器、映像管理のクラウドサービス、映像解析や画像処理など、画像・映像に関連する最先端の機器と技術のエリア)」「④サイバーセキュリティゾーン(サイバー犯罪・サイバー攻撃対策などのサイバーセキュリティ全般を紹介するエリア)」に区分。

それぞれに興味深いジャンル分けがなされていますが、本欄では特に、建設関連業種でも昨今、危機が叫ばれているサイバー犯罪・サイバー攻撃対策などに関するエリアに、興味津々。ぜひ取材したいと考えています。