展示会

資材&工具の動き

投稿日:2023年2月10日 更新日:

☆2023年3月~4月開催の展示会特集!!

先週号の本欄では、誌面のスペースの関係もあり、併催展の一つとして「WIND EXPO風力発電展」だけをご紹介しました。

今週は同展点も含め、東京ビッグサイトで開催される「スマートエネルギーWeek」(3月15日(水曜)~17日(金曜)の全体像をご紹介します。

同展は2050年のカーボンニュートラル達成(脱炭素社会実現)に向けて必要とされる「新エネルギーの導入&活用」をサポートするための総合展です。

「スマートエネルギーWeek」は前出「WIND EXPO風力発電展」に加え「FC EXPO水素・燃料電池展」「PV EXPO太陽光発電展」「二次電池展」「スマートグリッドEXPO」「バイオマス展」「ゼロエミッション火力発電EXPO」で構成されています。

さらに併催展として「脱炭素経営EXPO」「サーキュラー・エコノミーEXPO」も用意されています。

さらに会期中に実施されるセミナー(講演)は、なんと200回!!。2050年のカーボンニュートラルに関し、現在から近未来に向けて必要な「視点と取り組み」とは何かについて、各界を代表する講師陣(経済産業省、環境省、JERA、関西電力送電の各代表など)が、脱炭素の実現に前向きな参加者を前に、熱弁をふるってくれることになっています。

 

4月5日(水曜)~7日(金曜)まで、東京ビッグサイトで開催される「第32回JAPAN IT Week春」は、2023年度日本最大のIT展示会とのキャッチフレーズが冠されています。

実際、それは同展を構成する関連展示会の数だけを見ても、納得できるキャッチかもしれません。

同展は具体的には、「ソフトウェア&アプリ開発展」「営業DX EXPO」「組込み/エッジコンピューティング展」「データセンター&ストレージEXPO」「情報セキュリティEXP」「デジタルマーケティングEXPO」「クラウド業務改革EXPO」「AI業務自動化展」「IoTソリューション展」「次世代EC&店舗EXPO」「メタバース活用EXPO」からなる11もの専門展によって構成されています。

少し幅が広すぎるのではないかという見方もあるでしょう。しかし、逆にいえば、現代のIT関連の技術やシステムが包含する「可能性の幅」がいかに広大か。

そのことを如実に示している展示会ともいえるのではないでしょうか。

いずれにせよ、3日間の会期中、毎日通ったとしても、とても全貌を見渡すことはできないかもしれません。

そういう意味では、まずそれぞれの企業や個人の方向性や興味に近似する3展、ないし4展に絞り込んでじっくり観覧し、余裕があればもう数展に足を延ばすといった工夫が必要かもしれません。

なお、同展には6月7日~9日開催の「商談型オンライン展示会」も用意されています。

4月開催のリアル展示会で自社に必要なIT関連の技術やシステム、あるいは既に持っているIT関連の技術的な強みを生かし、具体的な商談へと結び付けられそうな要素を整理しておき、「商談型オンライン展示会」に臨めば、自社の可能性をいろいろな形で広げていくチャンスになるかもしれませんね。