DX

組合協会だより

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電動一輪車の使用で不整地作業も楽に!!

田畑、建築現場、災害現場など、不安定で未整備な「不整地」での作業に特化した機器の開発や作業の効率化の発信などで定評のある、株式会社CuboRexは、1月31日付でニュースリリースを発信。

同社は東京電力パワーグリッドとの連携により、不整地作業で威力を発揮する同社製品「一輪車電動化キットE-cat kit2」を活用した現場での、運搬労力の削減効果を測る実証実験を実施したとのことです。

この実証実験に掲げたテーマは「インフラ設備新設撤去工事現場×DX」。同社公式サイトによると「都心部の狭あい道路における重量物の運搬の際の労力が、大幅に減少した」との評価が得られたそうです。

同社製の電動一輪車を使っての作業現場は、まさに土木DXの推進現場といえそうです。

今後ますますの、多彩なアイデアを駆使した作業の効率化の成果が、楽しみに待たれますよね!!

 

☆渋谷駅前の一等地で起業したい人集まれ!!

本誌でも幾度となく進捗状況をご紹介してきた、渋谷駅前(桜丘口)再開発事業に関連して、東急不動産から興味深いニュースが届きました。

同プロジェクトはメインのサクラステージセントラルビルが竣工したばかりですが、この出来立てほやほやの高層ビル内に、スタートアップ向けの区画を開設するというのです。

スタートアップ(起業)向けのこうした物件というと、地方ではシャッター通りになっている商店街の一画――というような感じが定番です。

しかし、渋谷駅前の、注目度抜群の新ビル内にスタートアップ向けの区画を整備するとは、東急不動産もなかなかやりますね!!

なんでも床面積が60坪、什器・家具付き、なおかつ電気代や清掃の費用、果てはひっみし費用の面倒まで、東急不動産が見てしまうというのですから、太っ腹!!

しかも、敷金・礼金はゼロ、家賃の補助もあるというのですから、もう、渋谷での起業を目指す有意の人々とっては、垂涎の的になりそうな話題です。

いったい、どんな事業を企画している人がこの恩恵にあずかれるのでしょうか。その規約を見てみると、まずは財務諸表や事業計画についての厳しい審査があるようです。

一等地に社屋を構えるのですから、それは当然ですよね。そして、それ以前の課題として、東急不動産が渋谷駅前で展開する各種事業との親和性がとれていること、渋谷の魅力向上に向けたプランを持った上での事業展開などが求められるとのこと。

なるほど、このようにして、東急不動産のお眼鏡にかかなう企業が現れ、新ビルのなかでスタートアップしたら、その企業にとっても、いきなり「話題満載」となりそうです。

これ以上ないスタートになりますが、改めて考えると、なかなかハードルは高そうですが、渋谷の一等地にいきなり進出できて、話題性も極上なのですから、それぐらいのハードルは楽々クリアできる企業(起業)でないと、土台ムリということですよね。

しかし、このアイデア、地方都市などでも援用できそうですよね。今後の推移が楽しみです!!