LED

資材&工具の動き

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☆スマホでLED電球か従来型電球かを識別

兵庫県丹波市を本拠とする株式会社マプリイは、9月5日付でプレスリリースを実施。「照明の種類をスマホで判別可能な電球計測アプリ《mappy電球》の提供開始(販売開始は7月1日)」を発信しました。

同リリースによると、《mappy電球》は『電気工事業者・施工管理会社・施設管理会社・官公庁など、照明の調査や管理業務を行う多くの現場で活用できるソリューション』とのこと。

《mappy電球》アプリをダウンロードしたスマートデバイス(スマホ)を、調査・管理対象の電球にかざすだけでOK。電球の、温度を計測するとともに、従来型の照明家LED照明かを判別してくれます。

機能の詳細は同社公式サイトを見ていただくとして、とにかくこのアプリ、ニッチだけれども痒いところに手の届く機能を有しているといえまいよね。

従来は目視で一つずつ観察していくか、やはり一つずつ型番の記録を照合しながら進めるしかなかった作業が、アッという間にできてしまいそうです。

なお、このアプリの開発からリリースに至る過程では、株式会社マプリィをはじめ、住信SBIネット銀行株式会社、株式会社テミクス・グリーン、株式会社愛媛銀行の4者が連携したそうです。

そして現在、《mappy電球》アプリは愛媛県今治市が推進する「今治市地球温暖化対策実行計画」に基づき、2030年までに全公共施設の照明をLED化する事業でも使われているとのこと。その成果とともに、アプリの全国的な波及が期待されます。

 

☆施工管理のDX化も支援する高機能アプリ

古河電工は8月20日付でプレスリリースを実施。「電力ケーブル保護管SFVPの施工管理を支援する新アプリ《F-pipeVision》の提供を開始」する旨、発信しました。

このアプリは建設現場で進みつつある「省人化」をさらに推進することを目的としており、「iphone/iPad搭載のLiDAR機能・AR技術を活用して、曲がり配管の曲率半径や掘削溝の深さ」などを、非接触で測定できるという優れモノです。

さらに「帳票作成機能により、作成した帳票と撮影画像を一体化して出力することで自主管理資料として利用可能」「アプリの提供により、高効率な非接触測定から資料作成までを一元化し、施工現場の省力化に貢献」という機能が、主要な効果としてリリースに掲げられています。

ひいては施工管理業務のDX化を支援するツールとしても、大きな効果が期待できそうです。今後のさらなる進化が、楽しみなアプリですよね!!

 

☆最長30年間運用可能のV40シリーズ電池

住友電工は9月10日付でプレスリリースを実施。「最長30年間の運用を可能にした新型レドックスフロー電池V40シリーズ」を、幕張メッセ(6ホールE14-30)で開催される「第18回スマートグリッドEXPO【秋】」展(9月17日~19日)」にて、再エネ主力電源に貢献する国産技術として公開する旨、発信しました。本製品は来年1月から受注開始する由。展示会での全容公開が期待されます!!