LED ドローン

資材&工具の動き

投稿日:2022年8月12日 更新日:

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☆スマートウォッチで作業者の安全確保

ネットニュースメディア「MOMOist」の7月11日付け配信ニュースによると、この8月1日から、ユビテックは同社の見守りサービス「ワークメイト」に関し、有人のモニタリングサービスを開始するとのこと。

これは工事現場などで働く人の腕に装着したスマートウォッチを通じて、心拍数や脈拍数などの体調を測るデータおよび、作業現場周囲の温度や湿度などの環境状況を把握。

それらのデータからAIが熱中症の危険性などを検知し、スマートウォッチを装着している作業者に知らせ、休憩の必要性を促したりします(1次アラート)。

さらに装着した作業者が転倒などの事故に見舞われたりした際には、それを検知し、管理者に知らせる機能なども付いています。

今回、8月1日から開始している有人モニタリングサービスは、上記のような段階を踏んでいるにもかかわらず、何らかの理由で管理者などにその情報が気付かれていない場合など、2次アラートとして、ユビテックの担当者から当該の管理者に直接連絡をする。さらにそれで連絡がつかない場合には、事前に登録されている企業の部署などに、さらに連絡をするなど、二重三重の安全対策が取られるところに特徴があります。

新型コロナ禍の蔓延以後、遠隔操作の作業が増えたりするなど、作業者が周囲に人のあまりいない場所で作業するケースなども増えています。そういう状況下でも、こうしたシステムがあれば安心ですよね。

 

☆ゲーセンのゲーム機の照明をLED化

アミューズメント施設を運営するイオンファンタジーでは7月半ば、全国428店舗で稼働している蛍光灯照明ゲーム機約1万5000台のLED化を、今年の8月中に実施するとのニュースをリリースしました。

なるほど、いわれてみれば、ゲームセンターなどに設置されている室内ゲーム機は、蛍光灯照明がなされているケースが多いですよね。こうしたゲーム機照明のLED化という観点は、うっかり持っていませんでしたが、電力の削減や、省電力化による電気使用量の抑制は、実現すればかなり経営的にもリーズナブルなものになるに違いありません。

と同時に、アミューズメント施設でのゲーム機のLED化は、傍で想像するよりも、進んでいないということなのかもしれません。

これからはゲーセンに行った際など、そういう視点でゲーム機を観察してみるのも、面白いかもしれません。場合によっては、LED化の提案営業のタネになったりする、なんてことも、ありえるかもしれません。

 

☆重量物もドローンで運べば怖くない!!

中部電力パワーグリッドのプレスリリースによりますと、中部電力ではこのほど、重量物の運搬も可能な重量物運搬専用ドローンを導入することを決定。

最初の仕事として、浜松市内にある鉄塔・静岡幹線の塗装作業に必要な一斗缶の塗料を63個(1個につき約16㎏)、重量物運搬専用ドローンの利用により、3日間で無事運んだとのことです。

1個16㎏ということは、約1トン。今まではこれを人力で山の上に運んでいたのですから、便利な世の中になりました。