DX LED

資材&工具の動き

投稿日:2023年4月7日 更新日:

☆大谷&朗希選手の故郷に新ポールパーク

WBCでの日本代表の大活躍を受け、プロ野球への注目度が、現在、再び爆上がりとなっています。

これを契機に、日本のプロ野球リーグそのものが、アメリカのメジャーリーグに負けない質量を備えるようになっていけば理想的ですが、近年は、野球場の進化もその一翼を担っているようです。

つい最近(3月14日)、北海道北広島市に開場した「エスコンフィールドHOKKAIDO」は、日本ハムファイターズが建設した「北海道ボールパークFビレッジ」の一角にあり、今後、新球場を核にした新たなまちづくり(ボールパーク内にはホテル、マンション、温泉施設、商業施設、レストランなどが順次開発される計画)が形成されていく計画についても、大きな注目を集めています。

交通アクセスの脆弱性に大きな課題を抱えているとはいえ、人口減少が進捗していくことが既定路線となっている現状において、多くの人が集まったり、交流したり、生活もすることのできるエンタメ性を備えたまちづくりや、その発展的なカタチでのまちづくり(すでに、各種のスマートシティ計画は、その色合いを濃くしていますが)は、今後の都市計画において、まちづくりの核として、重要なポイントになっていくのかもしれません。

そんな折りも折り、今度は盛岡市と岩手県が共同で整備開発した「いわて盛岡ボールパーク(ネーミングライツ:きたぎんボールパーク)」が、この4月1日にオープンし、大きな話題となっています。

日本ハムのエスコンフィールドと違い、きたぎんボールパークには、ホテルやマンション、商業施設などの建設計画はないようですが、野球場(プロ野球も開催できるメイン球場と子ども用のキッズスタジアム)を中心に、各種の多目的広場や散歩道、厳冬期も使える屋内練習場、大規模駐車場などが整備されていきます。

照明設備もナイター用照明塔6基を備え、バックスクリーン一体型の大型映像設備(全面LEDパネル)も話題を呼びそうです。

岩手県といえば、世界の大谷翔平選手や、ただいま売り出し中の佐々木朗希選手など、世界に通用する有力な野球選手の「名産地」としても世界的に知られており、そんな観点からも今後、海外観光客などからの関心も高まっていきそうです。

この真新しい球場で、佐々木朗希選手が完全試合でもまた達成したら、世界中にニュースが駆け巡ることでしょう。

 

☆DX推進に不可欠な技術と人材育成を展示

今年5月で注目される展示会情報を一つ。5月10日(水曜)~12日(金曜)に南展示棟で開催される「NexTec Week2023-人、企業、世界の「未来」へ-」展です。

企業のDX推進や業務効率化につながる最新ソリューションなどの展示と共に、注目されるのはデジタル人材の育成支援に関する関連展示会(デジタル人材育成支援EXPO)も設けられていることでしょう。

テクノロジーに関しては日進月歩が常態になっていますが、デジタル人材の育成はそれに追いついていないというのが、現実です。本誌はこの展示会において、そのあたりを中心に取材する予定でいます。