電気工事

電気工事の現場仕事は、施工業務と管理業務に分けられる

投稿日:2022年4月18日 更新日:

電気工事業界の安定性や将来性を理解していただけたとしても、電気工事業界で働くためにどのような準備をしなければならないのか。

あるいはどのようにして電気工事会社と連絡を取って就職にこぎつけることができるのか、といった疑問を持つ方はいると思います。

ただ、そうしたことについて話をする前に、電気工事の仕事が2つに大きく分かれていることをお話ししたいと思います。

2つというのは、施工と管理を指します。

施工は文字どおり電気工事を行う仕事で、管理は工事の品質や工程を管理する仕事です。

工事の大小にかかわらず、電気工事においては施工と管理は対をなすものです。

もちろん小さな工事では、施工する人が管理も行うといった一人で二役をこなすケースはあります。

電気工事の施工を担う人が電工と呼ばれる人で、現場を管理する人を現場代理人と呼び、通称、代人と言われます。

電工と代人の役割はそれぞれ異なるので、取得する国家資格も違います。

電工は、電気工事士という国家資格が必須になりますが、代人は、施工管理技士という国家資格はあるものの、必ず必要ということではありません。