電気工事

仕事の安定性と社会的役割があり人材需要も高い電気工事業界

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電気工事に対する需要は、前回お話ししましたような要因から増え続けていくと考えられますが、もちろん需要が減少するかもしれません。

ただ、需要の減少スピードと供給の減少スピードが同じような速度であれば、需給関係は現状維持の状況が続きます。

ですが、電気工事業の就業者が高齢化していることを考え合わせると、供給の減少スピードが需要の減少スピードを上回っていく可能性が高いと思われます。

しかも、電気工事を施工するためには国家資格(電気工事士)と経験が必要ですので、供給が減少した際に供給量をカバーしようとしても効果が出るまでに相当の時間を必要とします。

このため需要と供給のバランスが崩れ、需給はひっぱくします。

モノやサービスの値段は需給関係によって大きく左右されるので、今後、電気工事の金額は徐々に高くなっていくことが予測されます。

電気工事業はまだ多くの若い人たちに知られていない業界ですが、電気工事市場の安定性と社会的な役割を理解していただければ、電気工事業界に魅力を感じていただける若い人たちが増えてくると思っています。