LINEMANカレンダー

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投稿日:2022年2月18日 更新日:

☆電験三種所持の五輪選手がデビュー!!

この原稿を書いている2月14日現在、北京オリンピックはまさにたけなわを迎えていますが、2日前の2月12日、電気設備工事業界ともかかわりの深い選手が男子スピードスケート500mに初出場。34秒57の記録で見事8位入賞しました。

その人の名は村上右磨選手(29歳)。北海道帯広市出身で、帯広工業高校卒。現在は地元・帯広の高堂建設に所属していますが、それ以前はお父さんが創業した電気の保守管理会社(村上電気)で数年間、主に電気設備点検(村上選手を紹介する新聞記事には、太陽光発電所の点検作業を行う村上選手の写真が掲載されていました)の仕事を手伝っていたのだそうです。

また村上選手にはやはりスケート選手のお兄さんがいますが、そのお兄さんも帯広工業高校で電気を学んでおり、家業の村上電気を手伝いながら、兄弟で精進していたのだそうです。ちなみに村上右磨選手は危険物取扱主任と電験三種の資格を持っているとか。

29歳で初めてのオリンピック出場を果たしたことから「遅咲きのスプリンター」の異名をもつ村上選手。今後ともぜひ応援していきたいですね!!

 

☆大好評「LINEMAカレンダー」に寄せて

この2月に創業100年を迎えるETSホールディングス(東京都豊島区)は、ご承知のように、送電鉄塔の建設保守並びに電気設備工事の分野で定評のある企業です。

そのETSホールディングスが100周年を記念して昨年末に発行した、送電線工事の担い手たちを主役とする「LINEMANカレンダー」がカッコイイと、各方面で話題になっています。

発電所で造られた電力を津々浦々に届ける送電線、および鉄塔の建設および点検を行うラインマンは、電気設備工事業界のなかでも独特の存在感を放つプロの技術者です。ETSホールディングスが制作した「LINEMANカレンダー」には、そのラインマンたちの活躍する姿だけでなく、マニアが泣いて喜びそうな鉄塔&送電線の四季折々の美しい姿が満載されています。

同社公式サイトには、このカレンダーを制作した動機および目的として「(昨年)9月に当社で初のラインマンの認知と調査を行いましたが、ラインマンを知っている人は1割強と著しく低く、改めて認知度拡大の重要性を再認識いたしました」とのコメントが掲載されています。

これはラインマンのみならず、電気設備工事や保守点検にかかわるすべての職種にもいえることであり、「LINEMAカレンダー」のようなビジュアルに訴求する素材はいくらあっても足りません。

業界を挙げての認知度向上作戦もぜひ、期待したいところですね。

 

☆元気と美しさで現場に新風を!!

元気で美しい女性たちの建設現場への進出や各種の活動が、近年、さまざまな形で紹介されています。

例えば2019年に沖縄で結成された「teamけんせつ美ら小町」もそんな現場女子たちの集まり。詳細は次号でご紹介します!!