2026.10.09 業界情報
2027年度の国内の建設投資は86兆円と、バブル経済時の84兆円を超え、過去最高となる見込みです
国内の建設投資はバブル経済時の1992年度(平成4年度)に83兆9000億円となって、過去最高額となりました。バブル経済が崩壊し、以後、建設投資は減少し、2010年度(平成22年度)にピーク時の半分となる42兆円で底を打ち、以後、上昇しています。
一般財団法人建設経済研究所の公表資料によると、2026年度の建設投資額は前年度比6.3%増の83兆2600億円と予測しています。また、2027年度は同3.7%増の86兆3500億円と予測しているので、国内の建設投資額はバブル経済時のピークから35年を経て、過去最高額となりそうです。
なお建設投資は、建築投資と土木投資の2つに分かれます。一般財団法人建設経済研究所の公表資料では、建築投資、土木投資という分け方ではなく、政府分野投資、民間建設投資といった分け方のため、具体的な投資金額は分かりません。ただ、一般社団法人日本建設業連合会によると、2025年度の建設投資は前年度比3.2%増の75兆5700億円としているなかで、建築投資が49兆2000億円と全体の65%を占め、土木投資は26兆3700億円(35%)となっています。
ところで、建設投資が行われるなかで実際に建設に携わる業種がどのぐらいあるのか、ご存じでしょうか。建設業法によると、建設業は、建築一式工事と土木一式工事の2つの一式工事と、電気工事、電気通信工事、管工事、水道施設工事、消防施設工事、鉄筋工事など27の専門工事で構成されています。
前述の土木投資では土木一式工事が中心となりますが、建築投資では電気工事や管工事、内装工事、電気通信工事、造園工事、清掃施設工事などさまざまな工事が携わることになります。