電気工事業は建設業のなかの一つの業種です。
ただ、建設業と一口に言っても、建設業に含まれる業種は29業種もあります。
この29業種という分類は建設業法という建設業にかかわる法律に基づいています。
具体的には、建設業の工事は総合工事と専門工事の2つに分かれています。
総合工事には土木と建築の2つがあります。
残る27業種にかかわる工事が専門工事となり、電気、通信、管、水道、内装、とび・土工・コンクリート、左官、屋根、塗装、消防、解体などがあります。
1件あたり500万円以上の専門工事を請け負う工事会社は、建設業許可の取得が義務付けられています。
建設業許可を取得した工事会社は、決算書や工事実績などの書類を毎年提出することを課せられます。
それらの書類は東京都庁や各県庁に設けられている「建設業者閲覧室」で、誰でも自由に見ることができます。
また、今後はインターネットでの閲覧が可能になります。