☆作業着の着用が違和感のない現代の空気
オリジナルTシャツやユニフォーム、作業着などを扱うECサイト「UP-T」(運営は丸井織物株式会社)を訪問したところ、今年3月23日付でアップされた特集記事「作業服での通勤が禁止されるのはなぜ? 5つの理由」という興味深い記事に遭遇しました。
近年、スーツとしても使えるワーキングウェアや、前回本欄でご紹介した「通勤や営業活動にも使えるビジネス向け空調服」など、街なかでも着られる作業着がクローズアップされています。
本欄でもそれに関するニュースや話題を幾度となく取り上げてきましたが、考えてみると確かに、それらの商品が話題になるということは、通勤やカジュアルな場で作業着を着るということが「日常的ではない」、もっといえば「非常識」と受け取られかねない空気が世の中全体にあったからでした。
そういう意味で「UP-T」が取り上げた「作業着での通勤が禁止されるのはなぜか」というテーマが、改めて浮かび上がってきます。
もちろん、すべての企業が「禁止」しているわけではないでしょうが、望ましくないと思われている背景には、いったいどのような理由があるのか(あったのか)。これを機会に本欄でも少し、そのことを考えてみたいと思います。
「UP-T」の記事には、次の5つの理由が掲げられています。
[理由①周囲の人を汚さない配慮/理由②現場にゴミや埃を持ち込まないための配慮/理由③労務管理の観点/理由④会社や職場のイメージや個人情報を保護するため/理由⑤周囲への印象やイメージの問題]
理由①は、現場作業で汚れた作業着のまま公共交通機関などに乗れば、確かに周囲の人の服を汚したりしかねない、だからそれを避けるべしという配慮だといいます。理由②は、逆に通勤途上で作業着が汚れた場合、その汚れや埃が現場に持ち込まれる恐れがあるということへの配慮です。また、理由③は作業着の着替えの時間が勤務時間に含まれる企業もあることから、そのことに対する配慮だそうです。理由④と⑤は作業着の多くが社名入りだったり、個人の名札が作業着に付いていたりすることによる、個人情報や企業イメージの思いがけない拡散への配慮が必要ということのようです。
そうした各種の弊害を避けるためにも「外で着用していても違和感のない作業着を」ということのおススメが、同記事の趣旨としてはあるわけですが、それはそれとして――。今やフォーマルな場はともかく、カジュアルな場ではまったく違和感のない作業着が増えているのは確かな事実です。
いろいろなモノやコトがシームレスに繋がっていることが当たり前の現代、作業着やユニフォームもその一員になっていることなのかもしれませんね。
☆安全性と機能性を両立したユニフォーム
小型貫流ボイラ・船舶用補助ボイラ・水処理機器・食品機器などの製造販売を行う三浦工業株式会社(愛媛県松山市)は8月3日付でプレスリリースを実施。「安全性と時代に即した機能性を両立した次世代ユニフォーム」を、今治造船株式会社(愛媛県今治市)とのコラボで開発した旨、全国発信しました。詳細は次号にて。
