☆洋上風力発電の今後を左右する収入保証
脱炭素社会構築を実現する上で最有力の再エネ製造手段の一つとして注目を集める「洋上風力発電」ですが、経済産業省・資源エネルギー庁は7月14日に有識者会議を実施。テーマは「長期脱炭素電源オークションについて」でした。
具体的に議論されたのは「論点①洋上風力の上限価格」「論点②バイオマスの上限価格」「論点③洋上風力の廃棄費用」「論点④設備利用率リクワイアメント」「論点⑤制度適用期間」「論点⑥第4回入札(2027年1月実施予定)の脱炭素電源の募集量」「論点⑦第4回入札の募集上限」「論点⑧LNGに関する他市場収益の還付における新たな仕組み」だったとのこと。各種報道によれば、この有識者会議の席上、経済産業省・資源エネルギー庁は入札上限価格について、北海道から九州に至る9エリアごとに1キロワット当たり、34万5220円~最大70万1172円を20年間にわたり保証する旨、提示しました(以上、電氣新聞および日本経済新聞などより)。
これは各地で計画されている洋上風力発電計画の一部で、事業者負担の大きさから撤退する事例が散見されたための対策と思われます。少なくとも20年間の買い取り価格が保証されることで、事業者のこれ以上の撤退を防ぐことが狙いです。
今回示された収入保証の上限額は現状の約3.5倍となるもので、もっと早くこれが示されていれば、事業者の撤退はなかったのではないかとも思われます。何はともあれ、洋上風力発電事業は、脱炭素社会の実現とその後の維持に不可欠なエネルギーのインフラ整備であり、これからの推移が注目されます。
☆検査業務の効率化に寄与する優れた機能!!
クラウド型建設プジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営する株式会社アンドパッドは、7月10日付でプレスリリースを実施。
「JECA FAIR 2026~第74回電設工業展~」で実施された「第65回製品コンクール」において、「ANDPAD図面 性能検査機能」が「地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター理事長賞」を受賞した旨、発信しました。
同リリースによると、「ANDPAD図面 性能検査機能」は「測定業務に必要な事前準備から、測定・帳票出力まで一元管理できる機能です。本機能は、AIによる自動読み取りや測定記録支援システム『BLuE』との連携により、検査業務の効率化に貢献する」とのこと。
技術革新はあらゆる場面で、同時多発的に進んでいることを、改めて実感させてくれる「実用本位」の素晴らしい製品化ですよね。
☆12年間で総額432万円の奨学金返済の補助
埼玉県鴻巣市に本拠を構える電気工事会社「株式会社早川電工」は、7月1日付でプレスリリースを実施。「奨学金返済支援制度」の導入を行う旨、発信しました。
電気設備工事業界ではこれまでも「奨学金返済」に便宜を図る制度を導入する事例がありましたが、その実態については、各社各様で、手厚さに差があることは否めない面があるのが実情でした。
その点、早川電工は今回のプレスリリースで「12年間で総額432万円の補助」という具体的な数値を提示。奨学金返済補助制度において、明確で分かりやすい事例といえます。
