ユニホーム

ワーキングウェア

投稿日:

☆作業着・ユニフォームの売上高ベスト10

ユニフォームの通販サイト「ワーク・キング」は、5月23日付で「2025年5月版 作業着メーカー売上ランキング」を更新。次のベスト10が発表されました。

[第1位:バートル/第2位:アイトス/第3位:ジーベック/第4位:自重堂/第5位:コーコス信岡/第6位:サンエス/第7位:クロダルマ/第8位:桑和/第9位:TSデザイン/第10位:アタックペース]

さらに、11位に寅壱、12位にビッグボーン商事がそれぞれランキングされています。

ワーク・キングのこのランキングは、各メーカーの公式サイトや「繊維ニュース」をはじめとする業界紙などに発表された数値を集計したものだそうで、やはり有名どころのメーカーがズラリとラインナップされており、誰もが納得されるのではないかと思われます。

また、ワークマンやミドリ安全などがランク外になっているのは、扱っているアイテムが作業着・ユニフォームの範囲外のものが多いということなのかもしれません。

いずれにしても、作業着および作業着テイストのファッションは、その版図を拡大し続けており、作業着好きには今後の展開がますます楽しみな昨今の状況といえそうです。

 

 

☆ファン付き作業着の難点を女性視点で解決

働く女性のための作業着(レディース・ワーキングウェア)の製造販売で定評のあるリミット株式会社(広島県福山市)は、5月15日付でプレスリリースを発信。

作業着のフォルムが膨らまない工夫を凝らした「ファン付きウェアfun-fan」を5月19日付で販売開始する旨、発表しました。

働く女性のための作業着を製造販売する同社には、かねてより、ファン付き作業着の有効性は認めつつも、作業着のフォルムが膨らんでしまうファン付き作業着特有の現象に対する不満が、リサーチされていたようです。

同リリースによると、具体的には「(ファン付き作業着を)着たいけれども、太って見えるのが嫌だ」「作業着の前側が膨らむとかがみにくい」「お尻が隠せなかったり、派手過ぎたり着たい色がなかったりする」という意見が寄せられていたそうです。

それらの難点は、結局のところ、ファン付き作業着のほとんどが「男性向け」にデザインされているからだとの結論から、同社では女性向け作業着の長年の製造販売で培ってきたノウハウを結集。生地を二層式(二層内圧式構造)にして、表地と裏地の間に涼風を送り、必要なところから風が適宜抜けていくような仕組みを構築することで、ファン付き作業着を着たいけれども着られなかった働く女性たちの悩みを解消する製品化に成功したとのことです。

作業着はこのように、さまざまなニーズに応える過程で、難点を次々に解決して、進化していっているんですね。

 

☆ユニバーサルオーバーオールの耳より情報

1924年にアメリカ・シカゴで創業したワークウェアブランド「ユニバーサルオーバーオール」は、周知のように、古き良き時代のアメリカの作業着のテイストを愛する人々に独自の人気を確立しています。そんなユニバーサルオーバーオールに関する耳寄りな情報が入ってきました。(以下、次号に続く)