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☆営業トークに好適!!7月の記念日特集③

私事で恐縮ですが、筆者は若い頃、かなりのヘビースモーカーでした。毎日の喫煙量があまりにも多かった(1日でハイライト100本以上ということも珍しくないほど)ことから、「大事」に至る前に喉が痛くなって、しばらく吸えなくなり、「それなら、この際に」ということで、40歳台半ばにキッパリと禁煙しました。

いやぁ、その後の数年間は、禁断症状のような状態にしばしば襲われるほど、後遺症に苦しみましたが、いつしか、それも治まり、10年間も経過した頃には、煙草をたしなんでいた頃の記憶も「遠い日の幻」と化して、現在に至っています。

というわけで、前置きが長くなって恐縮ですが、毎月22日は「禁煙の日」なんだそうですね!!

制定したのは「禁煙推進学術ネットワーク」という名称の、喫煙によって生じる疾患や禁煙に役立つ治療薬などの研究をしている人たちが組織した団体です。

喫煙は百害あって一利なしといわれており、そのことにとやかくいうつもりは全くありません。でも、今でもパイプ煙草や葉巻を食後に楽しんだときの「至福感」は、なんとなく記憶の片隅にあります。

それが良くないのだといわれれば、それまでですが、今も鉄道ターミナルの周辺や、空港の片隅、大型商業施設の端っこなどに設置された「喫煙ルーム」のそばを通るたび、健康に良くないことは分かり切っているのに、これだけ人を引き付ける「タバコ」というものの持つ、背徳めいた魅力の秘密に、思いを馳せたくなったりもします。

もちろん、タバコをまた吸いたいとは思いませんが、喫煙を止められない人を責める気持ちにもなれません。

人間の持つ「五欲」への断ちがたい思いは、根が深いものなのですね、本当に。

 

毎年7月24日は「劇画の日」なのだそうです。それは白土三平、水木しげる、つげ義春など、劇画界の巨匠たちを世に出した媒体「月刊漫画ガロ」が、1964(昭和39)年7月24日に創刊されたことによるとのこと。

うーん、伝説の劇画雑誌「ガロ」の創刊は前回の東京オリンピックの直前だったのですね。現代のマンガ・ファンには、どうでもいいことかもしれませんが、筆者は1980年代に一度だけ、なぜ行ったのかはうろ覚えながら、「ガロ」の編集部を訪ねたことがあります。

駆け出し編集者だった筆者は、ガロの創刊編集長である長井勝一さんを、自分が出入りしていた編集部の先輩がインタビューするというので、カメラマン役で付いていったのかもしれません(たぶん、そうでしょう)。

詳しい印象は忘れてしまいましたが、世に名を成す「ひとかどの人格者」を、そのとき初めて目にしたような、そんな気がしたのだけは覚えています。今となっては、幸福な体験でした。

 

毎年7月25日は、電気設備工事の業界企業にとっては大切なクライアントの一つ「旧日本住宅公団」(現都市再生機構)が1955(昭和30)年に発足した記念日です。

この記念日については、次号に詳細を書かせていただく予定です。