作業着

ワーキングウェア

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☆盛況だったサステナブルファッション展

10月10日(火曜)~12日(木曜)まで、東京ビッグサイトで開催された「第3回サステナブル ファッションEXPO」は、文字通り、持続可能なファッション製品が一堂に会した画期的な展示会でした。

環境負荷の軽減を目的に開発されたファッション製品の中には、もちろん、有力な作業着のメーカーや取扱商社も出展ブースを構えていました。

作業着を幅広く扱う企業用ユニフォーム専門商社のユニフォームネットもそのうちの一社です。同社の11月9日付ニュースリリースには、「企業用ユニフォームを再資源化し、そこから新たな製品を生み出すプロジェクト/ReBaton SUSTAINABLE PROJECT」をブース展示した報告と共に、「来場者のサステナブル活動に対する興味、関心の形を改めて感じる3日間でした」との充実した感想も掲載されていました。

サステナブルファッションのムーブメントは、今後ますます活発化しそうです。本誌でも注視していきたいと思います。

 

☆目指すはサステナブル社会の構築!!

作業着を媒介にしたサステナブルファッションの話題をもう一つ、ご紹介します。

埼玉県が11月14日に開催した「県庁オープンデー」において、限りある資源や環境の大切さを発信する「サーキュラーファッションショー」を開催しました。このイベントは循環経済(サーキュラーエコノミー)の重要性を県民・市民に感じ取ってもらう取り組みの一環で、SDGsを推進する損額関連イベントと位置付けられています。

イベント当日は、古着やリサ生きる素材を活用したファッションショーのほか、使われなくなった作業服などの再生材を利用して作った「衣装ダンス」も展示し、話題になりました。

この衣装ダンスを作ったのは大日本印刷と、同グループ企業のDNPエスピーイノベーション。展示された衣装ダンスの材料は、使用済みで使われなくなった作業着や牛乳パックなどを活用した再生材とのこと。

サステナブル社会、脱炭素社会(SDGs)への取組は、本当に多種多彩です。

 

☆作業服メーカーと地元大学のコラボ製品

岡山県倉敷市を本拠地とする老舗作業服メーカーの小倉屋は、同じ倉敷市に立地する倉敷芸術科学大学とのコラボ企画をかねてより実施してきましたが、11月22日付ニュースリリースにて、「第2回小倉屋×倉敷科学芸術大学コラボ企画」を発信しました。

同リリースによると、小倉屋の後援で実現した「SDGsをテーマにしたデザインのプロジェクト実習」を通じて、学生たちが提案したプリントデザインを施したTシャツを商品化。同社ECサイト「CLALAFOR(クララフォル)にて販売するとのこと。

CLALAFORでは、同製品の素材は伝統的な倉敷染や、生分解性の生地を使用したサステナブル、かつ快適なスローウェアがキャッチフレーズの製品を提供しているそうです。

同社の「伝統を革新に変えて進化」のキャッチフレーズ通り、公式サイトには伝統と革新が溶け合った、ワクワクするデザインの製品が並んでいます。