電気工事

◇電気工事は、外線工事と内線工事の2つに分かれています

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一口に電気工事と言っても、その工事内容にはさまざまな種類がある

編集長のイグチです。

今回は、電気工事業の存在を多くの人たちに知ってもらうためにはどのようなことが考えられるのか、についてお話をしたいと思います。その前に、電気工事は「外線工事」と「内線工事」の2つに大きく分けられることからお話しさせてもらいます。

台風15号、19号による強風で電柱が倒れ、あるいは倒木によって架線が切れたことで多くの地域で停電が起こりました。

以前にもお話ししましたが、電気はさまざまな発電所で作られ、送電線を伝わって変電所に送られます。変電所は、家庭や企業などが電気を使いやすくするために、電気エネルギーを変える場所です。使いやすくなった電気を、家庭や企業に送るための電線を配電線といいます。電気を「送る」のではなく、皆さんが利用できるように、電気を「配る」役割を持っています。台風で倒れた電柱に架かっていたのが、この配電線になります。

電柱に架かった配電線から家庭や企業などに電気を送る役割を担う電線を「引き込み線」といいます。なんだか、いろいろとあって面倒くさいですが、もう少し我慢をお願いします。発電所で作られた電気を、引き込み線によって家庭や企業などに送り込むまでの電気工事を「外線工事」といいます。

「外線工事」があるわけですから、当然、「内線工事」もあります。

では、内線工事って、なんでしょうか?

内線工事の“内”は建物の中を指します。家庭、店舗、事務所、工場、ホテル・旅館、病院、学校など、あらゆる建築物のなかで行われる電気工事を総称して「内線工事」といいます。ですから電気工事というのは、外線工事と内線工事の2つに大きく分けられることになります。今回の台風被害で停電となった地域で、電気を復旧するために大変な努力を重ねていたのは、外線工事を得意とする電気工事会社の皆さんだったわけです。

そうした外線工事は、電力会社の仕事です。電気を皆さんにきちんと送ることで、皆さんから電力料金をいただいているので、今回の台風被害によって配電線が切れて停電となり復旧しても、皆さんが費用負担を強いられることはないわけです。

ただ、建物内の内線工事に関しては異なります。これについては、来週のブログでお話ししたいと思います。