思いは、電気工事市場の発展。―電業調査会

電業調査会

電気工事

◇「電気工事は、電気工事士資格を持つ電工さんがやってます!」

投稿日:2019年9月2日 更新日:

遊園地の遊具も電気がなければピクリとも動かない。東京ディズニーランドだってUSJだって、街のゲーセンだって、みんなそうだ

編集長・イグチです。

電気工事を実際にやっているのは誰かという学生向けのアンケート調査で、最も多かった回答が「家電量販店」だったというお話を、前回いたしました。

たとえばエアコンの取り付けなどは電気工事士の資格を持っている人が実施するわけですが、たとえば家電量販店が、配線工事の必要な電気製品を取り付けるために派遣するそうした人材については、電気工事会社がほとんどを請け負っているのです。

でも、一般消費者の方からみれば、「家電量販店からやってきた人が配線したり取り付けたりしている」と受け取るのも、無理はありません。

しかし、よりによって、電気工事士を養成するコースをもつ専門学校の生徒さんでも、そういう認識の人が多いのかと知ったとき、電気工事業界の人たちがかなりのショックを受けたのも事実で、私たちも驚きました(もちろん、電気工事士養成コースの学生たちは、真実を知っていましたが……)。

電気工事という仕事の何たるかが、世の中ではそれほどに知られていない、ということにガク然としたわけです。

実はこのサイトを立ち上げた理由の一つも、そこにあります。

オール電化が珍しくない住宅などに暮らし、何をするのでも電力を必要とするこの世の中には、そうした電化生活を支えている電気工事という仕事があって、電気工事士という国家資格を取得し、現場で仕事をしている人たちがたくさんいるということを、少しでも多くの方たちに知っていただきたいと思ったのです。

もちろん家電量販店は、電気工事会社にとってもお得意様なので、家電量販店に文句をいう気持ちなど毛頭ございません(笑)。

そうではなく、電気工事という仕事や、国内に少なくとも6万社も存在する電気工事会社の存在が一般の方たちにさほどの関心を持たれていないのは、これすべて「電気工事という仕事や、電気工事会社の実像」を世に分かりやすく発信してこなかった、われわれギョーカイ関係者の落ち度なのです。

というわけで、始まりましたこのサイト、そんなカタい話ばかりでもナンですので、以下からは、だいぶ趣を変えて、雑学的に面白いお話を、しばらく続けさせていただきます。