仕事電気工事

女性も活躍できる電気工事業界

投稿日:2022年7月4日 更新日:

電気工事業における就業人数がどの程度なのかは具体的な統計数字がないために明確には分かりません。

ただ、電気工事業が属する建設業に就業している人は460万人います。このうち男性が380万人で、女性は80万人となって、全体の17%を占めています。

この数値をみて、低いと感じる方は多いと思われますが、事実、全産業の女性の就業率は45%ですから、建設業に就業する女性は全体の1/3強にとどまっています。

ちなみに建設業には29もの業種があります。

建築、土木、鉄筋、塗装、電気、管、水道などですが、スマートフォンやパソコンなどのインフラを担う通信(工事)も建設業の一種です。

電気工事業に従事している就業者の人数は分かりませんが、電気工事会社に聞くと、女性の占める割合は建設業全体と同程度か、もっと低いと答える人が大半を占めます。

建設業の女性比率が低いのは、現場仕事が中心となるために体力的に優れる男性の仕事という固定したイメージが強いことが大きな理由だと思います。

しかし、電気工事業は体力的に優れている男の仕事とは限りません。

屋内の仕事が大半を占めているのに加え、今後は建物のリニューアルに伴う電気工事が増えてくるので、女性でも十分に活躍できる仕事だと思います。

女性が電気工事士や施工管理技士の資格を取得することができれば、労働力不足に悩む電気工事会社にとって、大きな戦力になることは間違いありません。