日常生活のなかで、日頃はその存在がまったく目に留まらない電気工事。
しかし、自然災害あるいは発電所や変電所での事故などによって家庭に送り込まれる電気が止まり、停電になった時点で、電気工事は、その存在が顕在化します。
企業の生産活動や事業活動においても同様です。
環境負荷が高いという理由から、従来の化石燃料から自然再生エネルギーへの転換が求められています。
ただ、エネルギー源が大きく変化しても、電気を家庭や企業、学校、病院、倉庫、事務所ビルなどへ送るための電気工事の必要性と存在意義は変わりません。
もちろん、電線という有線によって電気が送られることを前提とした捉え方ですが、無線によって電気が送られる世界の到来にはまだ相当の時間がかかるのではないでしょうか。
このように、普段の生活や活動のなかでは認識しにくい電気工事ですが、個人の日常とともに日々の生産活動や事業活動を根底から支えている電気工事の存在意義は、極めて大きいものがあります。