思いは、電気工事市場の発展。―電業調査会

電業調査会

合同企業説明会

◇コロナ禍だからこそ、企業と学生の出会う場の重要性が高まる

投稿日:

先週、工科系大学で行われた、2021年3月卒の大学生および大学院生を対象とした企業合同説明会(合説)を取材しました。学生33名の出席に対し、20社の企業が参加しました。

合説は、採用企業の社長や採用担当者が三密を避けて大教室に配置された20のテーブルにそれぞれ座り、事前に配布された企業情報を基に大学生がテーブルに着く形式で、テーブルの前には学生のための椅子が3つ用意されていました。

合説に参加する学生は開催時間内に来ればいいためか、開始時に教室にいた学生は20人前後。合説開始後すぐに3つの椅子が学生で埋まったテーブルは2社にとどまり、誰も座っていないテーブルが散見されました。

3人が座った2社は、上場企業とIT企業。今回、参加した企業は製造会社、販売会社、建設業者(電気工事会社と設備工事会社)などですが、知名度がある大手企業、あるいは勢いがあるIT企業に人気が集中する動きは、ここでも変わらないようです。

時間が経つにつれて新たに参加する学生が増え、同時に15分程度の企業説明を終えた学生がさまざまなテーブルへ移動し始めたため、学生が着いていないテーブルは数えるほどとなりました。

会場内では、就職課職員3人が企業の選定に迷っている学生に声がけを行って、いろいろと話を聞きながら、個々の企業へ誘導する姿が印象的でした。

「こちらの質問に的確に答え、受けた質問の内容も本質的なことが多く、なぜこの学生が内定をもらえないのか、不思議に感じた学生もいた」、と今回、合説に参加した電気工事会社の社長は話していました。

大学生の内定率が下がっているとされるのは、コロナ禍によって企業や学生がさまざまな制限を受け、それぞれが出会う機会が少なくなっていることが大きな要因として挙げられる、と今回の合説の取材で感じました。