思いは、電気工事市場の発展。―電業調査会

電業調査会

電気工事

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電気工事業界のことを知らない人や、電気工事業界に何となく興味がある人たち、そして既に電気工事業界に直接的あるいは間接的に携わっている方々に、電気工事業界の魅力や電気工事市場の将来性、また電気工事業界が抱えている問題や電気工事会社のトップが抱いている思いや経営課題など、電気工事業界にかかわるさまざまな話をしていければと思っています。

電気工事業は、社会的に非常に意義のある事業です。自然災害にかかわらず、大規模な事故によって電気のエネルギー供給が遮断されることによって、人々の生活にとどまらず、社会的な活動はほぼストップします。

自然環境の悪化を防ぐため、エネルギー源を石油、石炭といった化石燃料から、太陽光、風力、バイオマスといった再生可能エネルギーに代替する動きがより活発化しています。電気エネルギー源も再生可能エネルギーへの依存度を高めていくと思いますが、エネルギー源が変わっても、発電、蓄電された電気を家庭や工場、事務所、店舗、病院、学校などへ送り込む電気工事の仕事は変わりません。むしろ、エネルギー源の変更による工事が増える可能性が高いと考えられます。もちろん、メンテナンス需要も拡大していきます。

ただ、市場が拡大していくためには前提条件があります。現状は、電線(有線)を通じて電気エネルギーを家庭や工場、事務所などの非住宅施設へ送り込んでいますが、無線によって電気エネルギーが活用されるようになれば、配線を主力事業とする電気工事会社にとっては重大な経営課題となってきます。

EVに関していえば、道路が電化されることによって、EVは走行時に無線給電されるので、バッテリーを積載する必要がなくなります。今後の技術開発によって、電気工事会社が行っている住居や施設内における内線工事においても、同質の動きが現れてくる可能性があります。