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電気工事は現実世界も異世界も司る技術!?

◇今週も建設・電設関連の話題をお届けします

今週はちょっと異色な話題からはじめます。

インターネットを閲覧していて偶然に知ったのですが、コミック界で最近話題になっている作品の一つに『お人よし職人のぶらり異世界旅』(作者は葉来緑さん、アルファポリス刊)という漫画作品があります。

この漫画にはやはりアルファポリスから出版されている原作小説があり、そちらのほうの当初のタイトルは『電気工が異世界に行ったら』(作者は電電世界さん)というものでした。

内容もそのものズバリで、主人公は元電工さんの石川良一青年。お父さんと2人で営んでいた電気工事店が閉店することになってしまいます。

そんなこんなで傷心を抱えた石川青年がある日、ネットで偶然、異世界行きのサイトに誘い込まれたことから、異世界へのぶらり旅が始まる――といった感じで、さまざまなストーリーが展開します。

石川青年には異世界の旅のなかでさまざまな能力が付与されるのですが、元来が電工さんなので、異世界で出遭うさまざまなトラブルに対しても、電気工事の技術が随所に活かされるというような内容になっています。

そして電気工事の技術が、異世界といえども、いろいろな問題や課題の解決に役立ち、みんなを幸福にしていくというコンセプトが素晴らしい!!

それにしても、改題前の『電気工が異世界に行ったら』というタイトルといい、電電世界というペンネームといい、ひょっとするとこの方は電工さん出身の作家さん(?)なのかもしれません。

そのように思い、プロフィールをネットで探してみたものの、詳しいことはついに分かりませんでした。これからもその点にこだわって情報収集し、随時ご報告していきたいと思います。乞うご期待!!

脱炭素への取り組みは、今や地球全体が「持続可能な世界」を達成するための最重要課題になろうとしています。

日本も含む先進各国は、19世紀・20世紀を通じて積み重ねてきた工業化、重工業化の国づくりの結果としての環境悪化を多かれ少なかれ反省しています。しかし、いま現在、発展途上にある国々には、そうした理屈は身勝手なものとしか映りません。

それでも推進していかないことには、地球環境に重大な悪化が訪れることは、昨今の温暖化に伴う気候変動などが如実に証明しています。

そのため先進諸国の企業は時には連帯し、時にはそれぞれの方法で脱炭素社会を目指す取り組みを、遅まきながら実行しているわけです。

たまたま閲覧した中部経済新聞のサイトにも、地方企業によるこんな取り組みが紹介されていました。

話題の主は岐阜県大垣市に立地する、家電販売や電気工事を主体にする「のはら家電」。

のはら家電は2030年までに二酸化炭素の排出ゼロを達成するべく、大垣市のグリーン電力証書を地域の中小企業としては初めて購入。さらには営業車の半分以上を電気自動車に転換。太陽光発電事業にも積極的に乗り出したそうです。

今後はこうした取り組みが地方においてもスタンダードになっていくことが予測されますが、重要なのは「持続可能な未来」を実現するためには「持続した取り組みが必要」だという真理です。

世界がいっているから、とか、国がいっているからというだけでない、自らが生き残るための取り組みとして実践する企業が過半数を占めるようになったら、世界はきっと新たな未来を獲得する端緒をつかめるはずです。

さて次は、NTT東日本などがインフラ点検を扱うドローン会社を設立した話題です。ドローン事業はとくに建設用の機種において、急速に発展していますので、今後の展開が楽しみです。(この話題は次週に続く)