思いは、電気工事市場の発展。―電業調査会

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空調服

建設・電設業界ザッピング  業界ニュースをクローズアップ4

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大型家電の陰には面白家電がある。見逃せない!!

◇今週は真夏の空調服特集です

先週は建設現場における「夏の暑熱対策」に関する情報の延長線上の話題として、「真夏の空調服特集」をお届けしました。今週はその続きというには、ちょっと脱線気味ですが、面白家電の情報をザッピングしたいと思います。

面白家電の進化に改めて気付いたのは、「GO! GO! エレクトリシャン」の「スマートマスター」「家電製品アドバイザー」「家電製品エンジニア」の取材を通してでした。

電気設備工事会社や電設資材専門商社には直接かかわりのあるジャンルではないでしょうが、「町の電気屋さん」としても稼働している電気工事店などにとっては、近年の売れ筋商品の一つになっているのではないでしょうか。

実際問題、電化の時代がここまできたかと思わせられるのは、実はこうした面白家電の発展ぶりにこそ、明確に現れてくるものなのかもしれません。

面白家電のオモシロさに気付いたキッカケは、家電量販店を取材中に見つけた「オムレツメーカー」と「焼き芋メーカー」との出会いでした。

オムレツメーカーはオムレツ専用のヒーターで、溶き卵を流し込めばプロ並みのオムレツができるという商品。また焼き芋メーカーは、タコ焼き器みたいな塩梅にサツマイモを挟み込み、生の状態からホクホクの焼き芋に仕上げてくれる優れモノです。

どちらも、いわゆる「お一人様向け」の商品であるところがミソで、面白家電はどちらかというとファミリー・ユースよりも一人暮らしの人に向けた商品が多いように感じます。

奥さん(あるいは旦那さん)やお母さんが一緒に暮らしている場合には、暮らしを快適にしてくれる「ひと手間」を家族がやってくれますが、一人暮らしだとその「ひと手間」が面倒くさくなりがちです。

面白家電はそうした一人暮らしの人の「こんな家電があったらいいのになぁ」という願いを叶えてくれる商品ともいえるかもしれません。別の言い方をすればドラえもんポケットから出てくるような便利家電なのです。

その発展形で「今どきの家電だなぁ」とつくづく思わせられたのが、繰り返し使用が可能なマスクを殺菌する「マスク除菌ケース」でしょう。

このケースに洗濯後のマスクを入れ、10分間乾燥させると除菌もできるというのですが、これも身近に優しい奥さん(旦那さん)やお母さんなどがいれば、家電を購入しなくてもこまめにやってくれそうなジャンルの話ですが、とにかく一人暮らしには有り難い「今どきの家電」といえます。

それはそれとして、でも、新型コロナウイルスとの共生時代に向けて、今後は業務用(企業向け)の「マスク除菌マシーン」の開発とか、「作業服除菌室」の設営キットなんて家電商品も、流行ってくるかもしれません。建設関連、電気設備工事関連の仕事をする企業には実際、必須のアイテムではないでしょうか。

ドラえもんポケット並みにいろいろなアイデアが満載された面白家電のコーナーをみていると、そんな隙間的アイデアもどんどん生まれてきます。

さて、最近ではハンディ・ファンの名称で携帯用の扇風機が大人気ですが、「パーソナル空気清浄機」という、これまたお一人様向けの商品も出ています。さらに洋服ダンスの中だけを除湿してくれる小型除湿器なども、「こんなのがあれば、便利だよなぁ」のドラえもんポケット商品といえます。(次号に続く)