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電業調査会

新型コロナウイルス

建設・電設業界ザッピング 業界ニュースをクローズアップ1

投稿日:2020年8月28日 更新日:

マスク着用とソーシャルディスタンスの確保は、もはや安心安全な現場仕事の鉄則

◇新型コロナウイルス対策あれこ

新型コロナウイルス対策への取り組みは建設現場・電設現場の急務だが、取り組みをしやすいポイントの一つは「マスク着用」や「手袋着用」「作業服の見直し」など、現場作業員の身の回りに関する対処だろう。

なかでもマスク着用は新型コロナウイルス対策で最重要の「飛沫幹線防止」に直接かかわるものだけに、またこれから本格的な夏場を迎えることもあり、その実施徹底は業界企業各社にとって悩みの種だろう。

この6月下旬から7月初旬にかけて、業界紙等で報じられた清水建設の全国の建設現場での「マウスシールド導入」は、その一つの納得回答案といえるかもしれない。

マウスシールドはあごの上あたりから目の上あたりまでを素通しのプラスティック製・飛沫防止用シールドで覆う形のものだ。

あごの部分と耳の部分でしっかり装着できるのと、マスクと違って装着している人の顔がみえるため、テレビのニュースキャスターなどにも使用している事例が少なくない。

何よりも風通しがいいので、息苦しくならないのが利点だろう。

三井住友建設が採用を開始した「フェースカバリング」は、一般のマスクともフェイスシールドとも違う形状の特殊なマスクだ。

ジョギングをする人などがよく装着しているフェイスカバー、あるいはフェイスマスクと呼ばれるものに近いようにみえる。ちょうど小さなバンダナを口元に巻いているような塩梅のマスクで、三井住友建設はこのフェースカバリングを新日本空調との共同開発で考案したそうだ。

新型コロナウイルス対策の在り方は、とくに現場仕事においては、来年度の就活生に向けたアピールの成否にもつながりかねない側面がある。

おしゃれな作業着や制服の導入が、若者たちの建設会社・電設会社に対するイメージを大きく変える要素をもつことは、各種の意識調査などでも明らかにされている。

新型コロナ対策によって生まれた「飛沫防止」用のマスクやフェイスシールドの機能やデザインについても、同様のことがいえるのではないだろうか。

新型コロナウイルス対策の観点だけでなく、そうしたさまざまな意味合いからも、清水建設や三井住友建設の試みは注目される。

建設現場・電設現場では数年前から、端末(タブレット)の導入が目立つようになってきた。しかし、新型コロナウイルス対策でマスクのみならず、手袋の着用までも求められるようになって、手袋をしていても使いやすい端末の需要も日ごとに増しつつある。

現場記録用のカメラなどはずいぶん前から、手袋をしていても扱える堅牢な機種が開発され、重宝されている。その「端末版」が求められているわけだが、パナソニックモバイルコミュニケーションズが開発した「TOUGHBOOK FZ-A3」はまさにそんな需要に応える文字通りのタフさと高い操作性を兼ね備えた新機種だ。しかも大容量バッテリーの採用で駆動時間も大幅に改善されたというから素晴らしい(防滴防塵:IP65準拠/動作温度:20~50度/各種落下試験合格の堅牢性/連続9時間駆動/近距離無線通信機能を標準搭載/高性能液晶画面採用など)。

このうえは従来にない防塵防滴機能、落下衝撃に強い堅牢性、手袋をしていても操作がスムーズなスマホなどの開発が待たれるところだ。