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電業調査会

2級施工管理技術検定 テレワーク 第2種電気工事士試験

建設・電設業界ザッピング  業界ニュースをクローズアップ26

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労働集約型の現場はそのうち懐メロに!?

◇今週も建設・電設関連の話題をお届けします

2月2日、3日と2日続けて、電気を学ぶ高校生たちによる「快挙」のニュースが配信されました。

まず2月2日に配信されたのは、大分県の日田林工高校電気科の3年生(40名)全員が、「第2種電気工事士試験」に合格したとのニュースで、西日本新聞の電子版に掲載されました。

生徒たちのうち早い子は1年生で合格していましたが、新型コロナ禍の影響で試験日程が変則的になった令和2年度最後の試験日となった1月22日、最後の一人が合格したことで、「全員合格の快挙」が実現したのです。ちなみに同校の令和元年度における3年生の第二種電気工事士試験の合格率は47%だったとか。それが100%になったのですから、喜びもひとしおだったでしょう。実際、今年度の3年生はみんなで放課後に補修事業を行い、生徒同士でわからないことは教えあうなどの努力を重ねた結果の快挙でした。

こんな「努力を知る高校生」たちが1人でも多く、卒業後は電気設備工事業界に入ってほしいものですね。

そして2月3日に朝日新聞が配信したのは、長崎県立佐世保工業高校の土木科と建築科の3年生による快挙のお話。土木科38人、建築科39人の3年生が「2級施工管理技術検定」を受験し、なんと全員が合格したというのです。

朝日新聞は2級施工管理技術検定を「実務経験を積む前の学生が受ける検定としては最難関」と表現していますが、実際、これは凄いことだといえます。

佐世保工業の土木科・建築科の生徒が2級施工管理技術検定を全員合格するのは3年連続のことだとか。それもまた「快挙」といえます。

建設関連ニュースのメディア《BUILT》の1月26日付け配信によれば、ダム建設現場周辺の河川を遡上する魚類などの生息状況を「見える化」する技術を、大成建設が開発したそうです。これは「水や土などに含まれる生物由来のDNA分析技術を用いる」手法で、大成建設は昨年10月にこの技術の有効性を発信。

ダム周辺の河川における、生態系に関する彫塑は従来、潜水しての目視や捕獲によるリサーチなどが主流でしたが、大成建設のこの手法を活用すれば、大幅に労力も調査機関も省くことができるとしています。

新型コロナウイルスによる感染症拡大の状況を受け、緊急事態宣言の延長が決まりました。付随してテレワークへの依存あるいは志向が、ますます顕著になりつつある昨今、VDI(仮想デスクトップ基盤)製品への関心も比例して高まりつつあります。それは昨年の第一回目の緊急事態宣言の折りにもみられましたが、テレワークという仕事の形態は当然のことながら、無防備に行えば限りなく情報流出の危険性が高まります。

それを防ぐには、テレワークで使用するPCにはなるべくデータを保存しないことが、一つの重要な方策となります。膨大なデータが保存されたまま、PCが盗難されれば大変な事態を引き起こしかねません。そこで作成したデータなどをほそのまま保存せず、仮想デスクトップ環境を滞京するサーバーが一元管理することなどが、VDIのメリットとされています。

とはいえ、VDI技術はまだまだ発展途上。全幅の信頼を置くには危険だという声も少なくありません。

テレワークが常態になるにつれ、最近やはり目立つのが、スキャナーの広告です。こちらの場合はテレワークで作成した文書などをスキャナーでどんどんデータ保存(PDFなどの形式で)していこうというのが宣伝文句。どちらかというとペーパーレス効果に重点が置かれています。家電量販店では現在、スキャナーのコーナーを拡充する事例が続出しています。その他、イオンなどのスーパーにもテレワークコーナーが普通に設置され、さまざまなグッズが並んでいます。テレワークは新たな市場を形成しつつあるようです。