思いは、電気工事市場の発展。―電業調査会

電業調査会

エッセンシャルワーカー

建設・電設業界ザッピング  業界ニュースをクローズアップ35

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この世に不可欠の電気工事業界を徹底的にアピールするには!?

◇今週も建設・電設関連の話題をお届けします

電気業界主要団体が共同で立ち上げた「電気保安・電気工事業界の認知度向上・入職促進に向けた協議会」が制作する、10代・20代向けウェブマガジン《Watt Magazine》では「エッセンシャルワーカーという言葉を認知している学生」を対象に「エッセンシャルワーカーの認知/関心度調査」(調査機関3月24日~26日)を実施。集計結果を3月31日に発表しました。

エッセンシャルワーカーとはご承知のように、電気工事業を始め、ライフラインの維持・保全など「社会を支えるためになくてはならない仕事に従事する人」を指しますが、今回の調査内容はしたがって「エッセンシャルワーカーとしての電気工事士や電気工事業界への大学生たちの認知度調査」です。

それによれば「エッセンシャルワーカーという言葉を認知している学生111名」のうち、73.1%の学生が「電気工事業界で働く人をエッセンシャルワーカーだと思う」と回答。また「自分自身の職業の選択肢としてエッセンシャルワーカーに興味を持つ学生」は「非常にある」「少しある」を合わせて計57.7%だった由。

さらに「自分自身の職業の選択肢としてエッセンシャルワーカーに興味を持つ学生」のうち、その理由の最上位60.9%を占めた回答が「人の役に立つ仕事をしたいから」というものでした。

世の中の役に立つ職業ジャンルとしてのエッセンシャルワーカーへの興味をもつ学生が少なくない現況を、これらの回答からは読み取れますが、注目すべきは前述のように、調査した111名の学生のうち73.1%が「電気工事業界で働く人はエッセンシャルワーカーだと思う」としている回答です。つまり、典型的なエッセンシャルワーカーである電気保安・電気工事業界への興味、そこで働く電気工事士への潜在的な興味が、現代の学生には少なからずあるという事実です。

こうした層をどのようにして電気保安・電気工事業界への入職に導いていくのか? 新型コロナの騒動でより一層にエッセンシャルワーカーへの興味が高まりつつある現在、業界を挙げてその具体的な手法を考え実践していくことが、求められています。

上記アンケートを実施した《Watt Magazine》自体についても、ちょっとご紹介したいと思います。

ページを開けば一目瞭然、話題が多彩で、なかなか楽しいウェブマガジンになっています。

とくに10代が興味をもつ多ジャンルを「ライフスタイル」「エンタメ」「テクノロジー」「ニュース」「キャリア」「マネー」などのカテゴリーに分けて、最新の情報を提供していきたいという意気込みがのっけからあふれており、業界にもついにこういう一般向け公的メディアが登場したかという感慨にとらわれます。

ただ、あまりにも話題が豊富なせいか、「電気保安・電気工事業界の認知度向上・入職促進に向けた取り組み」としては、もう一つ焦点が絞りにくいのではないかという懸念を率直に感じます。

とにかく若者たちに電気の仕事に興味を持ってもらいたいという意気ごみの結果としての「多ジャンル」の取り扱いは痛いほど分かりますが、もうちょっとストレートにアプローチしたほうがいいのではないかとも、老婆心ながらチラリりと思ってしまうのです。

でも、繰り返しになりますが、こういうメディアが業界に存在していること自体は、掛値なく素晴らしいことです。

今後ますますのご健闘を、同じ業界の端くれにいるメディアとして心より祈念いたします!!

ウチもがんばらなくては!!