思いは、電気工事市場の発展。―電業調査会

電業調査会

ものづくりマイスター

組合協会だより

投稿日:2022年3月25日 更新日:

☆我が恩師はものづくりマイスター!!

北日本新聞(富山県)のウェブ版「webun」3月11日付けニュースによると、富山工業高校電気科教諭の浅野淳一さんは、このほど建設部門「電気工事」および電気機器組立部門の「シーケンス制御」で厚労省の「ものづくりマイスター」に認定されました。

浅野教諭は電気主任技術者や職業訓練指導員など国家資格をたくさん持っており、教員の仕事と並行して、企業や専門学校などで教壇に立ってきた人で、もともとは都内の電機メーカーに勤務する技術者だったそうです。

また、1991年以後は富山県内の複数の工業高校で教鞭を執り、現在までに1500人以上の教え子を電気の関連業界に送り出してきたとのこと。技術においても人材育成においても、まさにマイスターなのですね。

 

☆若者は業界のネット発信を待っている!?

続けてやはり富山県からの話題です。

北国新聞電子版によると、富山市の建設業界誌「実業建設新報社」が運営する、若者向けの設業紹介サイト《とやま建設ラボ》にアクセスする女性が、近年急増しているのだそうです。

同サイトの名物企画「女性職人コーナー」への県内女子学生・女生徒によるアクセスが急増しており、これは建設業への女性の関心が高まりつつある証拠ではないかと、話題を呼んでいるのです。

現代の若者は何を措いても、ネット情報を重要視しており、女性の職人を扱うサイトは業界の枠を超えて人気を博しています。

電気設備工事業界も近年は、ネット情報を重視していますが、更新頻度のレスポンスがあまりよくない傾向がみられます。

《とやま建設ラボ》にもみられるように、若者たちはネット情報による業界発信を待っています。近未来に予測される超人材難時代の到来を少しでも抑制するために、業界を挙げて、もっともっと、力を入れてネット発信していく必要があるでしょう。

 

☆経験値が生かされ減少した通電火災

3月16日に発生した福島県沖地震による被害は多岐にわたっていますが、ご承知のように東京電力管内の全都県では、計200万件を超える停電が発生。

震源地近くの東北地方では、秋田県・山形県以外の5県で計15万7000件の停電が発生(3月16日現在)したとされています。

しかし、翌3月17日の午前中で山梨県の一部を除く東京電力管内は停電から復旧。東北地方でも宮城県の一部地域以外は復旧したとのニュースが、早々と流れました。

東日本大震災やその後の豪雨被害や台風被害などによる経験が生かされたのかもしれませんが、原因がシンプルな地震の揺れにほぼ絞られていたことも、復旧の早さに繋がったのかもしれません。

また、過去の地震(とくに阪神淡路大震災の直後に多かったとされる)では比較的よく見られた、停電復旧後のブレーカー捜査による「通電火災」のニュースも今回はあまり聞きません。

国民全体による経験値の蓄積とともに、消防庁や業界団体などによる懸命のキャンペーンが奏功した面もあるのかもしれません。