経営電気工事

電気工事会社で培った技能力や技術力は、定年後も金銭的価値を持ち続ける①

投稿日:2022年6月13日 更新日:

65歳を過ぎたら現場に入れないとなると、電気工事会社で働く65歳以上の社員は何ができるのでしょうか。

65歳で定年を迎える人は多いと思います。

ただ、数十年にわたって培ってきた技能力や技術力は電気工事会社にとって貴重な資産です。

当然、優秀な社員であればあるほど、会社としては定年後も社員として在籍してもらいたいと考えます。

再雇用後の給料は、定年前の70~80%という水準が多いように思います。

高齢ということで、仮に現場に出ることができなくても、長年の経験によって得た知識やノウハウを中堅社員や若手社員に継承することは可能です。

この考え方は、会社にとって非常に重要で、付加価値が高いものです。

高度な技術力を必要とする現場でも、Webカメラを用いて、65歳を過ぎたベテラン社員の指示を受けながら作業を進めることは可能です。

今後、建設DXの進展によって、65歳を過ぎた電工、代人が持つ技能力や技術力といった無形資産が高く評価されてくることは間違いありません。

人生100年時代を迎えるなか、電気工事会社で培った電工の技能力や代人の技術力は、健康である限り、大きな資産となって、金銭的価値を持ち続けます。