☆佐賀県電工組主催「電気工事業安全大会」
少し前のニュースになりますが、佐賀新聞電子版は、5月19日付で「第30回佐賀県電気工事業安全大会(主催:佐賀県電気工事業工業組合/大会の開催は5月13日)」の模様をリポートしています。
佐賀県においては、昨年1年間における労災による死傷者の発生が1338人(負傷者は休業4日以上のケース)にのぼり、これは過去10年間で最多だったとのこと。
その対策として、現場作業の際には「脚立やはしご」の適切な活用を徹底し、特に「墜落防止」に努めることが重要であること、また、近年続発している熱中症予防の対策などが講演されました。
安全な仕事環境の確保は、全国の現場作業においては不可欠、かつ最大・永遠の課題。読者の皆様のますますのご健勝を祈念したいと思います。
☆日東工業「電気工事カードゲーム」好評!!
分電盤およびキャビネット製造の最大手、日東工業株式会社が株式会社ポプラ社とのコラボで制作・販売した「電気工事カードゲーム」(ゲームデザイン/株式会社アークライト、制作協力/全日本電気工事業工業組合連合会)が、なかなか面白い!! との評判が届きました。
発売開始は今年の3月で、その際には本欄でも簡単にご紹介しましたが、今回はもう少し詳細な内容に触れたいと思います。
発売時の日東工業のプレスリリースによると、対象年齢は10歳以上、プレイ人数は2人~4人、1回のプレイ時間は10分~20分とされています。
セットの内容は、ドライバーやヘルメットなど工事に必要なアイテム(工具タイル)32枚、仕事の過程で遭遇するさまざまなイベントが記載されている工事カードが40枚、各種の作業や計測を模擬するために使うダイス(4色のサイコロ各2個)が計8個です。
プレイヤーは各自、同じ色のダイスを2個ずつ、ダイスと同色の工事タイル8枚を手元に置きます。そして工事カード40枚をシャッフルした後、中央に積み上げます(山札)。
プレイヤーはこの山札の中から1枚ずつ引いて、自分の前に、裏返ししたまま置きます。
これで準備万端。ここからは、それぞれのカードに架かれた指示に従い、必要な工具タイルを探して、工事をクリアしていきます。
その繰り返しの結果、工事カードが無くなった時点でゲーム終了。踏むレイヤーの手元に残された工事カードに書かれた得点を合計し、優劣を決めます。
工事に付随するハプニングに遭遇してハラハラドキドキしたり、順調に工事が進むカタルシス(達成感)を感じたり、楽しく遊びながら、電気工事の仕組みややりがいなどを実感できる、なかなか知的なゲームです。
年少の後継者育成にも役立のではないでしょうか。各組合で地域の小学校などに寄贈するのも、いいかもしれませんね!!
☆高校生ものづくりコンテスト・愛媛県大会
5月17日付・愛媛新聞電子版によると、「高校生ものづくりコンテスト愛媛県大会の電気工事部門が同日に実施され、熱戦が展開されたとのこと。
これからの季節、同様の元気なニュースが続々発信されることでしょう。楽しみです!!