電気工事会社の得意先は多岐にわたります。
一般的には、官公庁と民間の2つに分かれ、官公庁では東京都や神奈川県あるいは渋谷区、横浜市といったような自治体のほか国土交通省や厚生労働省といった中央官庁が該当します。
民間では、主にゼネコンや同業の電気工事会社のほか、工場、学校、病院、倉庫といった民間企業が大半を占めます。
ただ、そうした得意先から受注した工事をすべて自社で手掛けるということはまずありません。
ほとんどの場合、協力業者数社と一緒になって、工事を完成させます。
電気工事業界では、人手が足りないということがよく言われます。
自らの社員が足りないということも、もちろんありますがその多くは、協力してもらう電気工事会社がなかなか見つからないため、人手が足りないとなります。
なぜ、見つからないのでしょうか。
すべての電気工事会社が忙しいからではありません。
過去に取引したことがある、あるいは知っている電気工事会社が少ないからです。
つまり、協力業者に関する情報が不足していることが主因になります。