電動工具

資材&工具の動き

投稿日:2022年11月11日 更新日:

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☆パナEXENAシリーズの多機能新製品!!

パナソニック・エレクトリックワークス者が来年1月に、プロ用電動工具ブランドとして人気の高い「EXENA(エグゼナ)シリーズ」の一環として「独自のアタッチメントシステム ATTACH8(アタッチエイト)」と共に、それに対応するドリルドライバーの新商品4種の新発売(2023年1月から順次)を発表しました。

11月8日付けの同社ニュースリリースによれば、「ATTACH8」は、1台の本体に8方向の角度にワンタッチで付け替えることのできるアタッチメント。これを専用ドリルドライバーに装着することによって、従来にはない、幅広い用途の作業にも簡単に対応できるとのことです。

これらのアタッチメントおよび専用ドリルドライバーの開発については、建設業界における労働人口の減少、高齢化の著しい進捗、女性労働力への対応などの現状に鑑みて、近年、要望の多い「作業効率の向上や、身体の負担の軽減」を意識してのものであるとの、明確な意図がアナウンスされています。

とりわけ同社は「電気工事においては、手作業工具による圧着作業とケーブル切断は作業時間がかかり、身体への負担が大きい」ことに着目。ATTACH8のように多方向での作業が簡単にできるアタッチメントを装着したドリルドライバーが、作業効率上において、いろいろな意味で理に適っていることを強調しています。

これは実に明確な開発意図ですよね。こうした発想は業界初ともいえますし、「さすがパナソニック!!」といいたくなります。

なお、ATTACH8と共に、昨年8月に発売済みの「スミ打ちアタッチメント、アングルアタッチメントを共用すれば、作業が無我香椎とされてきた「狭所や隅の穴あけ」をも可能にするとのこと。

その他、さらに幅広い使い方のできる各種付帯部品も同時発売されるということなので、とても楽しみです。

 

☆協働ロボットの今がわかるウェブサイト

近年はさまざまな場所で協働ロボットの導入が盛んですが、そんな協働ロボットの現在を知るのに最適なサイトがあります。電設資材事業および産業機器事業の商社、メーカーとしても定評のある因幡電機産業(大阪市)が昨年立ち上げた《協働ロボット・システム.com》です。

稲葉産業といえば、協働ロボットをはじめとする産業用ロボットを軸にした生産システムをかねてより提唱。大阪と東京に設置したロボットセンターでは、それらのロボットを軸にした生産システムの展示、体験をすることができます。

同社ロボットセンターでは3Dプリントも含めた産業用ロボットのワークテストを体験することの可能で、オンライン見学会やオンラインワークテスト、オンラインロボットセミナーなども開催し、好評を得ています。

《協働ロボット・システム.com》はそうした、同社が展開するロボットを軸にした生産システムの概要が一覧できるサイトとして、協働ロボット導入を考える企業の間で重宝されています。

ご興味のある向きは、ぜひ一度、閲覧してみてください。