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☆営業トークに好適! 9月の記念日特集①

前回の本欄では、1953(昭和28)年8月28日が「民放テレビの放送開始の日」であると同時に「テレビCMのはじまりの日」であることにちなんで、テレビ放送の普及が、現在の電子系・電気系専門学校を数多く生み出した歴史についてご紹介しました。

そして今回最初にご紹介する記念日は「民放ラジオ放送の開始記念日(毎年9月1日)」です。

日本の民放ラジオ放送が開始されたのは、実は民放テレビ放送が開始された1953年8月28日のわずか2年前、1951(昭和26)年の9月1日のことなのです。

え!? テレビ放送が戦後に始まったのは分かるけど、それ以前はずいぶん長い間にわたる「ラジオ時代」があり、それは確か大正時代からでは!?

と、そのように記憶されている方が多いのではないでしょうか。実際、それはその通りで、日本のラジオ放送は1925(大正14)年7月にNHKの前身である東京放送局によって、本放送が開始されています。

ただし、当時のラジオ放送は国にとって、高度な政治的・戦略的な情報ツールの一つであり、民間には放送免許が与えられていなかったのです。

例えばラジオ本放送が始まる2年前の1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災の折には、周知の通り、さまざまな流言飛語(蜚語)が飛び交い、さまざまな被害が発生しました。ラジオ放送がその当時にあって、世間にいま飛び交っている流言飛語は嘘であるということが伝わったら、いたずらな犠牲者は出なかった、もしくは激減していたはずだとされています。

当時の国情や情報に関するリテラシーの国民的な低さからいえば、時の日本政府がラジオ放送を官営にして、「一括管理」したかった理由も分からないではありません。

国民が知るべき情報に国が制限を加えることはよくないという現代の価値観からすれば、とんでもない話ですが、現代に生きる私たちとしては、当時はそういう時代背景があったということで理解するしかありません。

それはともかく、戦後の「民主化」にはモノ・コトによって賛否両論がありますが、戦後間もない時期、しかも、テレビ時代が始まる直前の時期に、ラジオ本放送を民間資本が行うことができるようになったのは、いうまでもなくポジティブな出来事でした。

私事で恐縮ですが、本欄担当者は日常的にラジオ放送を聞くともなく聞きながら、原稿を書いたり、調べ物をしたりしています。この「聞くともなく聞く」という視聴スタイルは、テレビやネットなどのメディアにはできない、ラジオならではの「良さ」の象徴だとも、本欄担当者は考えています。

実際問題、テレビやネットがいくら勢力を拡大しても、ラジオ放送が生き残っている、それが一つの理由ではないでしょうか。

 

毎年9月4日は「関西国際空港(関空)の開港記念日」です。

開港したのは1994(平成6)年9月4日。東京国際空港(羽田空港)、成田国際空港、中部国際空港(セントレア)と共に、日本を代表する国際空港ですが、開港からもう32年目なんですね。月日のたつのは本当に早いです。