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☆営業トークに好適!!5月の記念日特集①

5月17日は、なんと「大谷翔平の日」なんだそうです。

しかも、アメリカ・ロサンゼルス市が昨年(2024年)5月に制定したばかり。ロサンゼルスはドジャースの本拠地ですが、昨年の5月といえば、大谷選手はまだばかりでした。

そして17日はもちろん、大谷選手の背番号17にちなんでいます。それでなぜ5月かといえば、アメリカでは毎年5月が、「アジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月」になっているからなのだそうです。

この記念日制定によって、大谷選手はまさに、アメリカにおけるアジア太平洋諸国出身者のシンボルになったわけです。

昨年の5月は、皆さん周知のとおり、あまり成績がよくなかったわけですが、最終的にはリーグのMVPに輝きました。プレッシャーもあったろうに、本当に大したものです!!

 

毎年5月17日は「世界情報社会・電気通信日」でもあります。

当初は国連の関連機関「国際電気通信連合」が、1968(昭和43)年に「世界天気通信の日」として定めましたが、2005(平成17)年に、現在の「世界情報社会・電気通信日」に改められました。

そしてなぜ、5月17日なのかといいますと、1865年5月17日に、現在のITUのルーツとなる「万国電信連合」がパリで発足し、「万国電信条約」が主要国間で締結されたのを記念しています。これは恐らく、この年に「大西洋横断改定ケーブル」が敷設され、欧米が電信で結ばれたことを背景にしているものと思われます。

さらに、1865年は明治維新(1868年)の3年前に当たりますが、欧米では電気・通信関連の時代的トピックスが、この前後の時期に数多く生まれています。

例えば1861年には、ロンドンで世界最初の商業電気雑誌「エレクトリシャン」が発行されています。1866年には、イギリスとアメリカの研究者の共同研究で、電力供給源の役割を果たす巨大な発電機を発明されました。

発電機はその後、急速に改良・発展していきます。さらに、1871年には電気学会としては世界最古の「イギリス電信学会」(後のイギリス電気学会)が発足するなど、電気を実装する各種研究が多彩に展開され、1879年にはエジソンが白熱灯を発明。1881年にはフランスとイギリスの学者の共同研究で「変圧器」が発明され、同時に交流配電が実施されるようになり、同年にはアメリカでエジソンの白熱灯を使った電気事業がスタートします。

 

欧米で電気関係のトピックスが連続していたこの時期、日本では明治維新の翌年にあたる1869(明治2)5月21日に、日本初の近代小学校が誕生しています。京都下京区に創設された「下京第十四番組小学校」です。

創設の資金を出したのは地元の商人や篤志家たち。日本の教育制度の根幹となる「学制」を明治政府が定めたのは1872(明治5)年のこと。京都では民間人の尽力により、国より3年も早く近代小学校を4誕生させてわけですが、その背景には1千年もの歴史を持つ王都・京から東京への遷都してしまったことからくる、京都人たちの誇りと意地の現れだったのかもしれませんね。