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☆営業トークに最適「1月の記念日」

1月20日は「アメリカ合衆国大統領就任式」が行われる日です。

1937年以降に行われたアメリカ大統領選挙に勝ち、大統領に就任した人はみな、当選翌年の1月20日の正午に就任式(宣誓)を行ってきました。

これはアメリカ合衆国憲法修正第20条による取り決めで、この時の「宣誓」が、大統領就任の法的手続きともなっています。

現大統領のジョー・バイデンさんは2021年1月20日に就任式を行っています(選挙は2020年11月3日)。アメリカ大統領の任期は4年間のため、今年(2024年11月5日、選挙は就任前年の11月第1火曜日と決まっている)もまた、大統領選が行われることになっています。

世界は今、多事多難の坩堝(るつぼ)と化しています。今年11月5日のアメリカ大統領選と来年1月20日の就任式は、そういう意味合いからも、今後の世界情勢により一層、大きな影響を与えるイベントになりそうです。注目したいと思います。

 

毎年1月23日は「八甲田山の日」です。

森谷司郎監督の東宝映画「八甲田山」(原作は新田次郎『八甲田山死の彷徨』、映画化は1977/昭和52年、主演は高倉健と北大路欣也)で描かれた、旧・日本帝国陸軍弘前歩兵三十一連隊の兵士210名(内199名が凍死)が「青森県八甲田山での雪中遭難事件」に遭遇した日が1902(明治35)年1月23日だったため、この記念日が設けられました。

1902年は日清戦争(1896/明治29年)の6年後で、日露戦争開戦(1904/明治37年)の2年前に当たります。

弘前歩兵三十一連隊は、日露戦争が始まった場合の「シベリア出兵」を想定した雪中行軍の訓練として実施されました。当日は大寒波が襲来していましたが、その情報はまだ技術的に知る由もなく、さらに、日本陸軍にはまだ、スキーによる雪中行軍の技術も導入されていないなど、悪条件がいくつも重なっていました。

それでも行軍に出発したのは「悪しき精神主義の結果」として、軍部は後に大きな批判を浴びることにもなりました。

装備も古く、現代のようなアウトドア用のギアはほとんど開発されていない時代の悲劇として、今も語り継がれています。

 

毎年1月24日は「郵便制度施行記念日」です。日本の近代郵便制度(郵便物の送達制度)が前島密によって整えられ、施行されたのは1871(明治4)年1月24日でした。

明治維新から4年目、戊辰戦争が集結してから3年目のこの時期に、日本の近代郵便制度が出発しているのは、旧幕藩体制の時代に既に飛脚などによる独自の郵便制度が日本にら根付いていたことに加え、前島密が欧米の近代郵便制度を、日本向けにアレンジしながら導入し、地道に準備した成果といえます。

制度の施行日は1871年1月24日ですが、郵便業務が実際に行われたのは同年の3月1日から。まずは東京~京都~大阪間の東海道沿いのエリアから始まりました。

鉄道事業・電信事業・郵便事業など、近代インフラはすべて、東海道の利活用が根幹になっていたのですね。