グッドデザイン賞

資材&工具の動き

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☆蛍光ランプの廃止の背景を改めて考える

うっかりしていましたが、一般照明用の蛍光ランプは、製造も輸出入も共に、2027年1月1日までに廃止されることが、2023年11月に開催された「水銀に関する水俣条約・第5回締約国会議」で決まったんでしたよね。

具体的には、電球形蛍光ランプは本年1月1日まで、コンパクト形蛍光ランプ、直管蛍光ランプ、環形蛍光ランプは今年の年末で製造・輸出入ともに禁止となります。もちろん、製造や輸出入が禁止になっても、禁止時期までに製造・輸入された製品の在庫品は、禁止時期が過ぎても販売することはできます。

LEDへの切り替えと、そのメリットばかりを当たり前のように話題にしてきました。しかし、その前提としての蛍光ランプの製造・輸出入の禁止と、その理由としての「水俣条約」のことは、念頭から消えていました。

特に水俣と水銀との関係性については、別の意味で忘れるべきではありません。

また、水俣条約は蛍光ランプのことばかりを問題にしているわけではなく、水銀そのものと水銀を使った製品の製造・輸出入を規制する国際条約であり、この条約を策定することになったキッカケは、やはり水俣病にあり、当該国の日本が率先して国際条約締結に導いた経緯があります。

本欄としては、したがって、ただ単に蛍光灯がダメになるからLEDを、といった視点ではなく、近代化の推進とともに盲信されてきた、効率化や収益化ばかりを追った電化推進の在り方についての批判精神なども忘れずにいたいと考えます。

 

☆竹中工務店が移動式電源供給装置を開発

株式会社竹中工務店は那須電機鉄工株式会社および日本フィルコン株式会社と共に、1月13日付でプレスリリースを実施。「小型軽量水素吸蔵合金タンクと、燃料電池の一体化で移動式電源供給を実現した、牽引式水素発電装置を開発」した旨、発信しました。

装置の母体となるのは、2025年6月に竹中工務店と那須電機鉄工とが共同開発した「繰り返し利用可能な小型軽量水素吸蔵合金タンク」ですが、「燃料電池と組み合わせること」により、建設現場でも災害時でも簡単に移動させながら使えるそうです。

燃料に水素を使うため「発電時のCO2排出量をほぼゼロに削減」できるほか、「低騒音・無臭での発電が可能」とのこと。

現時点では自社現場で工事用電源として活用したり、企業・自治体と連携しての実証実験を多角的に実施している段階とのこと。

今後の推移が本当に楽しみな取り組みです。

 

☆ダイキン工業が4製品でグッドデザイン賞

ダイキン工業株式会社は昨年10月15日付でプレスリリースを実施。同社の製品4種が「2025年度グッドデザイン賞」を受賞した旨、発信しました。

4つの製品とは「欧州市場向けワイヤードリモコン」「大阪・関西万博に設置した《氷のクールスポット》」「東南アジア向け家庭用小売事業ブランド《AIR CREATOR》」「家庭用セントラル空調パネル」を指します。

受賞に当たってダイキン工業は「当社は空気で答えを出す会社」であり「見た目の美しさ」はもちろん「空気と空間で人々の暮らしを豊かにしていく」という使命を改めて披瀝しました。さすがです!!